1950-11-13 第8回国会 衆議院 考査特別委員会 第14号
これはもちろん調査をすればわかることでありますが、そういうことから結局四億円の政治献金が政界に行われておるというようなうわさが立つて、それがいかにも事実らしく新聞紙上その他に伝えられるようになつて、当委員会が政界淨化のために動き出したということが順序であります。
これはもちろん調査をすればわかることでありますが、そういうことから結局四億円の政治献金が政界に行われておるというようなうわさが立つて、それがいかにも事実らしく新聞紙上その他に伝えられるようになつて、当委員会が政界淨化のために動き出したということが順序であります。
(拍手) 第五に、政界淨化を組閣第一声とせられたる現内閣は、はたして淨化の力ありや、またその資格ありや、私は、現内閣にその資格及び能力なしと断じなければならないと思うのであります。(拍手)のみならず、かえつてその後突発せる百万円献金問題、泉山問題その他等々につき、政府は当然責任を負うべきものなりと考えているのであります。
(拍手) さて、ただいまの不信任案提出理由を要約すれば、わが党が在野時代に公約せる政策の実行が不可能に陷つたという点、政界淨化、綱紀粛正の不徹底、この解散は政略的であるとなす点、また吉田内閣は國際的に不評判である、こういう点、その他はおおむね聞くにたえないところの個人攻撃に終始されておつたようであります。
次に、政界淨化を強く主張して成立した吉田内閣に、その資格ありやいなやは、具体的事例を示してここに申し述べるまでもなく、國民すべての知るところであります。 次に民自党は、在野当時、官僚統制の弊をあげて時の政府を鋭くついたのでありまして、私どもの同感を禁じ得ないところでありました。しかるに、最近の民自党並びに吉田内閣の官僚尊重、政党侮辱の態度は、けだしはなはだしいものがあるのであります。
第七番目が政界淨化と選挙取締りに対する緊急質問、田中健吉君。第八番目が経済安定に関する緊急質問、大神善吉君。第九番目が單一為替レート設定に関する緊急質問。第十番目が衆議院解散に関する内閣の権限についての緊急質問。以上を本日の日程に上せることに御異議はありませんか。
ことに綱紀粛正を叫ばれ、政界淨化を叫んでおられまする総理は、今や世間に喧傳されておりまする石炭國管の問題、あるいは合同無盡の問題、あるいは纖維局の事件、これらを係爭中のままに残して、選挙に臨まれますることが、はたして綱紀粛正を叫ばれ、政界淨化を叫ばれるところの首相の御見解と一致した措置なりと言い得るやいなや、この点についての御見解を伺いたいのであります。
またそうした問題についても、新聞等の傳えるところによると、現閣僚にも波及するかもしれないということでありますが、もしこういう事態ができた場合に、政界淨化を唱えている吉田総理大臣はどういう処置をおとりになるか、そのお考えの一端を承りたいと思います。
○中曽根委員 しからばもしこの石炭疑獄事件というものがもう少し進展して行きまして、かりに閣僚の中から連座する人が出て來る、あるいは逮捕要求が來る、あるいは召喚される、こういうような事態が起つた場合に、吉田内閣は政界淨化を唱えた関係もあつて、道義責任をもつて総辞職するようなことを私は当然やるべきだろうと思うのでありますが、そういう事態が起きた場合に、総理大臣はいかに御処置なさいますか。
もとより昭和電工疑獄にからまるところの疑惑は全國民注視の的でありまして、政界淨化のためにこれが徹底的に究明せらるべきことは当然のことであります。しかしながら憲法第五十條の示しておりまするところの精神は、個々の問題やまた個々の人によつて論を左右さるべきではないのであります。
こういう諸般の事情を考えてみると、今日の社会情勢はこういう疑獄事件に関しては特に重大な関心を持つておると同時に、内閣の施政方針こそ聞きませんが、あなた方の内閣、政府においても少くとも政界淨化、官界淨化ということが第一の眼目になつておるわけでありますにもかかわらず、このような重大な案件に対して、ただ諸般の事情だけを述べて、第三國会においてはこれを握りつぶし、第四國会に新たに提案するという考え方から言うと
國民の待望するところの政界淨化ということが、このたびの政変の主目的でありますから、そこでわれわれといたしましては、單に政策によつて倒れたということでありまするならば、すぐものが片づくかもしれません。
○中野(四)委員 今の吉川君の御発言を聽いていると、私の足らざるところかもしれないが、政界淨化のために、いわゆる政界淨化の見通しがつかなければ、首班指名を急がなくてもいいじやないかというお話だが、それでは一体昭和電工や石炭國管が全部檢挙されて、全部済んでからやるという意味か、それとも吉田さんがおかしいという意味か、よくわからないのです。
從つてこれはでき得る限り明確にされて、日本の政界淨化のために政党の正しいあり方をば大先輩としての西尾氏が明確にされることは、正しい政治家のあり方であろうと私は思うのでありますが、この点に対してはいかがでありましようか。
本件は政界淨化の上においてきわめて重要な案件と考えまして、委員会としては愼重なる調査審議を重ね、今日までに関係証人五十三名を喚問すると同時に、必要なる書類の提出を求め、その眞相究明に異常なる努力を傾倒いたしました。もちろん眞相究明の点においては、末だ必ずしも満足すべきものとは考えませんが、本委員会は、委員会に與えられました権能の最高限度において遺憾なく活動し、その最善を盡した次第であります。
從つて政界淨化ということが重大な使命である本委員会としては、先ほど申し上げましたような、現在將來にわたつて主目的を達成するために、数量的から言つても、非常に重大な案件があるのであつて、先ほどから芦田総理大臣がおられたときも、そういう点について、人手が足りない、活動の余地がないというふうなことが言われているのでありますから、直接本委員会の使命と関連ないものを、興味本位というと語弊がありますけれども、そういうふうな
先ほど高橋委員からお話がありました現在の政界淨化という面から考えますると、なるほどパージにかかつて引退しておられますけれども、本日も河野一郎氏がパージであるにもかかわらず、本件に関連ありとして召喚されておるのでありまして、これ等の点からみまして、やはり片手落のないように、公平に本委員会は裁かなければいけませんので、從つて少くとも本事件に名前の出ており、しかもそれに関連して多数の人の名が連ねられておるというちようど
先ほど総理大臣は日本民主化のために、政界淨化のために、またガラス張りの政治を実現するために協力されることを言明されたのでありまして、私ども委員会としましても、非常に喜ばしい次第です。
この問題につきまして政界淨化の立場から、当委員会で議題に供しまして、その調査に当つておるわけであります。この眞相を明らかにしますために、証人の諸君にも御苦労を願つた次第でありますから、さよう御了承を願いたいと思います。
○武藤委員長 それでは今日中曽根幾太郎及び辻嘉六に関する問題につきまして、政界淨化という立場から当委員会で眞相を究めることになつておりますが、それに関係してあなたの証言を求める次第です。宣誓をしまして間違いがありますと偽証の罪に問われますから、念のため御注意を申し上げておきます。 辻嘉六氏は檢業局におきましてこういうふうな陳述をいたしております。
この問題は政界淨化、殊に群馬縣における政界淨化という点から見まして、ただに隠退藏物資の問題だけでなく、非常に重大な問題であると思うのであります。当委員会においても、ぜひこれを取上げお調べを願いたい。できますならば、適当なる委員数名をお選びになりまして、現地の調査を願いたいと思います。なお檢察廳の方からも、取調べの記録等を取寄せるなり、あるいは見せてもらいに行くなり、適当な処置をお願いいたします。
從つて記録によつて明確にされたところは、ただ中曽根事件に関する犯罪事件の面だけであり、辻嘉六氏をめぐる政界淨化の方面、言いかえればこれらの点に関する不当財産取引調査という面については何ら明確にされていない。
この第二回國会におきましては、政界淨化を中心といだしまして、官界並びに財界をも含めたところの、いわゆる民主化の徹底のために、すでに不当財産取引調査特別委員会も発起を見ておるのでございまするが、われわれはこの際、過去の幾たびかの選挙、殊に敗戰後の二回の選挙を顧みまするときに、特に選挙の公営の必要を痛感する次第であります。
田中委員を御承知のように、今度の大会には政界淨化と選挙法改正促進決議案というものが通過したわけであります。つまりあれが話題に上つたわけであります。
それから加藤委員に対してお尋ねしたいと思いますがこの問題は政界淨化の問題に絡んでくる問題でありますので、これをいつ取上げていつこの委員会にもち出すお考えであるかということを承りたい。あまりほかの問題に力をいれてしまつて大事なこの問題に力瘤がはいらんでも困りますので、この点を委員長にお伺いいたしたいと思います。